「ねぇーーなんでメガネかけてるの?」

























 メガネ



































床に座って雑誌を読んでいたら、さっきまでソファーを占領して寝ていたはずの雅紀がこっちをじっと見ていた。





「何でって・・・目が悪いからに決まってるじゃん。」







私は目が悪い。
多分、松本君ぐらい。

だから外にでる時はコンタクトをしてるけど、家にいるときはメガネ。
コンタクトってなんか目が疲れちゃうんだよね。






「コンタクトすればいいのに。」
「目疲れるんだもん。」
「えー。でもさ、メガネって・・・」
「何?変?」






お気に入りの赤のメガネを馬鹿にされた気がしてムスっと答えた。


雅紀は慌てて、違う違うと手をバタバタさせた。
(子供かよ・・・)







再び雑誌に目を戻すと、雅紀の言葉が降ってきた。




「だって、がメガネしてたらキスしにくいじゃん。」










ストレートパンチだ。

見事にくらっちゃたよ。


なーんで、もっとこう、オブラートに包んで言えないかなぁ?






なんて考えながら雑誌に隠れた。

だって今のあたしは絶対真っ赤だもん。






??」





雅紀は急に無口になったあたしに気づいて、雑誌の陰からこっちを覗いてきた。





、真っ赤だよ??」
「うるさい!!」
「いてっ!!?」





いかにも嬉しいですって顔して言うもんだから、手に持っていた雑誌を投げたら、見事に雅紀の顔面にヒット。





「雑誌投げるなよー。」
「変なこと言う雅紀が悪い!!」
「俺なんか変なこと言った??」
「言った。」
「え〜。思ったこと言っただけなのに。」
「ストレートすぎなんだよ。」
「そうかなぁ〜??」





雅紀独特のひゃっひゃっひゃという笑い声が部屋に響く。






「相変わらずテンション高いね・・・」





嫌味ったらしく呟くと、雅紀が真剣な顔つきであたしの隣にやってきて、あたしのメガネを取った。


返せって言おうと思ったのに声にならなかった。

代わりに目の前には雅紀の綺麗な顔。

そして、そっと触れるだけの優しいキス。





「やっぱりメガネ無い方がいいって!!」




真面目な顔で言うから思わず噴出してしまった。





「なんだよー!!俺めっちゃ真剣なのに!!」









何時でも真剣で、ストレートな雅紀には完敗。
あたしは負けちゃったから家でもコンタクトにしてあげる。



だから、




だからたくさん優しいキスをあたしに下さい。



































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結構前に書いたお話。
相葉さんはさらっと凄いことを言ってくれそう(笑)



wrote : 2005.11.13
UP : 2006.4.16